釣りと酔い止めと男と女

フィッシングは、カップルの仲も深めてくれる!? 男性のスキルと女性の「準備力」2つが合わされば、向かうところ敵なしです。ある女性の体験談をもとに、恋愛と釣りの関係性について考えていきましょう。

釣りはカップルの絆も深めてくれます。女性は大体において仕掛け作りや竿の扱いに慣れていないもの。男性が手取り足取り教える中で、2人の間には親密な関係が築かれてきます。釣りを通して知り合い、愛を深めているというカップルの体験談をご紹介しましょう。

頼りない彼だけど、釣りの腕は超一流!

「私はかつて趣味でラフティングをやっていました。ラフティングというのは、急流滑りのことです。この遊びを通して、今恋人となっている彼と知り合いました。友達が人数合わせで連れてきた男の子だったのですが、最初の印象は最悪でしたね。『こんなの怖いだけじゃないか』『文明人のやる遊びとは思えない』とか、不平不満ばかり言って…。
でも、彼を含めたラフティング仲間で一度夜釣りに行ったとき、彼の印象がすっかりと変わりました。みんなは、常夜灯の光が落ちるエリアでイカを狙って生餌を投げていたのですが、彼だけはルアーを付けてテトラポッドの方に1人で歩いていくんです。
ちょっと興味を持った私が後をつけると、彼は見事なキャストで、なんと2投目にしてスズキを釣り上げてしまいました。釣り上げてから針を外すまでの手さばきも流麗で、『すごいね!』と褒めると、彼は恥ずかしそうに『別に』と呟いていました。ああ、なんて可愛い人なんだろう…恋に落ちた瞬間です(笑)猛アタックして、交際までこぎつけました。

それからは私もラフティングをやめて、彼と一緒にシーバス釣りにドハマり! 最初の1匹が釣れるまでは3か月かかりましたが、それからは毎回、釣果を上げられるようになりました。しかし、彼にはサイズでも本数でも勝ったことがありません。元来負けず嫌いな私は、今度、ボートを借りて一度真剣に勝負しよう、と申し入れました
そして当日。戦意は最高潮ですが、船酔いは心配です。ボートに乗り込む前に、私は酔い止めを服用しました。その姿を見て、彼も何やら物欲しげな目をしています。実は、酔い止めを忘れてきたみたいなんですね。以前も風邪薬と間違えて、ときどきお世話になっているバイアグラを飲んでしまった彼。船上でギンギンになられるよりはマシですが…それにしても釣り人として、そんな初歩的な用意を忘れるのって、どうなんでしょう。 でも、「釣りの腕は抜群なのに、ちょっとおマヌケ」これが、彼の可愛いところなんですよね。ちなみにそのボートでの釣りでも、私は彼に完敗でした。私が親切にも酔い止めを分けてあげたおかげだと思いますが(笑)(25歳 女性 事務)」

フィッシングの技術では、なかなか男性に勝るという女性は少ないかもしれません。しかし何事においても「準備」については、女性の方が手馴れているものです。お互いの欠点を補完しながら付き合うこと…釣りは、そんな男女交際の「基礎」も教えてくれます。

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